量子コンピュータ+AI|量子コンピュータのハイブリッドシステムを利用した新しいAIフレームワークを提供
MDR株式会社

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会社概要・事業内容
会社概要
国内大手企業、国立大学法人、国立研究開発法人と共に、量子コンピュータハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションを開発するベンチャー。現在、量子コンピュータ向けのアプリケーション開発キットである「Wildqat」、「Blu eqat」、「Photonqat」をリリースしており、国内のみならず海外を含む様々な企業や研究機関が活用している。
直近では、文部科学省の平成30年度光・量子飛躍フラッグシッププログラムにおいて、量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)の超伝導量子コンピュータの研究開発に共同研究機関として採択された。
株式会社三菱UFJ銀行とは、量子コンピュータ利用の共同研究に関する契約を締結し、金融領域におけるアプリケーションの共同研究を行なっている。
現在、金融、モビリティ、創薬といった分野におけるプロジェクトを進めており、今後は開発中の超電導量子ビット型の量子コンピュータ実機を同社のクラウドサービスやアプリケーション開発環境と統合すべく、さらなる研究開発を進める。
2019年5月、サイバーブレイン株式会社が提供する無料でPythonやAIが学べるAIプログラミング学習サービス「AI Academy」が、新科目別コース『量子コンピューター入門編』を完全無料でリリース。当社開発の「Blueqat」がAIプログラミング学習サービスに採用された。
同年8月には、量子コンピュータ向けのソフトウェア開発ツールの「Blueqat」を活用した新しいAIフレームワークの提供を開始。量子コンピュータと既存コンピュータのハイブリッドで構成され、現在の業務にすぐに対応でき、将来的にもスケールする形で業務の自動化を行うことが可能。すでに実績としてある様々な最適化とともに、多くの業務の自動化を実施。単調な作業などを自己学習を通じて少しずつ会得する。
- マーケティング業務、広告配信業務の自動化、自動評価
- ダイナミックプライシング、値付けの最適化
- ECのリコメンドシステム、商品のランディングページ最適化
- 既存システムのパーソナライズ。個人への最適化。
- アルゴリズムによる新規商品開発
など
事業内容
- 量子コンピュータフルスタック開発
提供サービス
◆アプリケーション
ダイナミック最適化 : リアルタイム最適化アルゴリズム
◆SDK/ミドルウェア
「Blueqat」: 汎用量子コンピュータライブラリ
「量子ゲートモデル」の量子コンピュータのシミュレーションの計算ができるミドルウェア・SDKツールを公開。これにより、これまで以上に簡単に量子ゲート型のアプリケーションの開発をpythonをベースに行うことができる。手厚いサポート体制も特徴。「Blueqat」はpythonをベースとしてゲートモデル型量子コンピュータのアプリケーション開発が、物理の知識がなくても計算を行うことのできる開発ツール。ローカルのマシンでシミュレーションを行い、計算を行うことが可能。
◆ハードウェア
超電導量子ビット
量子コンピュータの心臓部である超電導量子ビットを設計・開発を実施。ニオブやアルミを活用した超電導素材で量子計算を行うための素子の設計開発を行なっている。
経営者プロフィール
代表取締役 湊雄一郎
(同社Webサイトおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)