ICT・IoTの有効活用とオンライン診療・生活指導で重症化を予防する。遠隔診療サービス「MEDICALLY」の提供
メドケア株式会社
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会社概要・事業内容
会社概要
健康経営を目指す企業および健康保険組合向けコラボヘルスの統合ソリューション「Medically」を提供するベンチャー。
スマートフォンや、ウェアラブルウォッチなどのデジタルデバイスを活用し、普段の様子をモニタリングすることで最適な医療を提供。こうした医療のデジタルトランスフォーメーションは、これまでブラックボックスとなっていたノウハウを集合知化する。リアルタイムに進化する分析アルゴリズムや、ディープラーニング技術、ブロックチェーン技術などを用いて、個々の生活に最適化した医療サービスを探り続けている。
「Medically」は遠隔医療と遠隔予防医療を統合したサービス。従来別々に提供されていたサービスをワンストップで行うことで、患者ごとに最適化された医療費で最適な医療サービスプログラムを提供する。
当社提供の「予期医療」とは、PHR(Personal Health Record:個人が生涯にわたり自身に関する医療・健康情報を収集・保存・活用できる仕組み)システムを通して、過去から現時点の健康状態の可視化を図るだけでなく、データ解析やAIにより将来的な健康予測とリスクスコアリングを可能にするものである。当社は、デジタルヘルス・プラットフォーム「MEDICALLY」によりすべてのPHRデータを連携させることで、予期医療・予防医療を効率的に提供する。
「MEDICALLY」は、全従業員(全組合員)のココロとカラダ(心と体)の現状を把握し、未来の状況を予期。そして必要がある人に適切な予防的対策や治療行為を行ってプレゼンティーズムの改善を図り、企業価値の向上につなげる。主な提供プログラムは、「AIによるリスクスコアレポート」、「オンライン医療相談」、「生活習慣病の重症化予防プログラム」、「特定保健指導プログラム」、「禁煙指導プログラム」、「ストレスチェックおよびストレス対策プログラム」。利用者はこれら全てのプログラムをICTデバイス(スマートフォン、タブレット等)で利用可能。
ICTや IoT(ウェアラブルデバイス)を有効に活用することで早期の意識変容及び行動変容を促し、オンライン診療・オンライン生活指導を適切に行うことで重症化を予防する。対象者には、利便性の高いサービスを受けられるメリットがあると同時に、健康保険組合においては重症化予防に伴う中長期的な医療費削減効果を期待することができる。さらに、今まで分断されていた事業主と健康保険組合の情報を統合的に管理・分析し見える化することで、コラボヘルスの促進が可能となる。
提供サービス
高血圧症や糖尿病などの生活習慣病患者とその予備軍のためのオンライン診療・予防医療サービス。ストレス性のこころの不調で悩む人のためのオンライン診療・セルフケアサービス。花粉症や風邪などの比較的単純な通院を圧倒的に便利にするオンライン診療サービス。昔からの友人のように気軽に体調の悩みを相談できる医療相談サービス。いずれのサービスも、医療サービスに対するイメージを大きく変えるものである。
「Medically」
生活習慣病を中心とする慢性疾患に特化したオンライン診療サービス
Medicallyは遠隔診療、処方薬の配送、管理栄養士による栄養指導、 毎日の食事内容・体重・血圧などの管理をトータルで行なう。 スマートフォンとウェアラブルセンサーで サービスを受けることができるため、 利用者の治療に対する心理的負担が軽減され、 ストレスなく健康に過ごすことができる。
経営者プロフィール
代表取締役CEO 明石英之
M.D., MBA
医師。北里大学医学部医学科、早稲田大学大学院ビジネススクール卒(MBA)。北里大学医学部医学科卒業、千葉大学大学院医学研究院心臓血管外科学に入局。国立病院機構千葉医療センター、君津中央病院等を経て、2012年より在宅医療クリニック院長。2015年4月メドケア株式会社を設⽴し、代表取締役に就任。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)