カイコ等に由来するヘルスケア成分の科学的実証に基づいて養蚕イノベーションを推進する岩手大発ベンチャー
株式会社バイオコクーン研究所
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会社概要・事業内容
会社概要
鈴木幸一岩手大学名誉教授が、専門の昆虫学を通して高齢者や社会的弱者が参加できる健康長寿社会の実現を目指して設立した岩手大学農学部発ベンチャー。
桑・カイコ卵(天蚕などの野蚕も含む)・繭・蛹・カイコ冬虫夏草に由来するヘルスケア成分の科学的な実証に基づいて、養蚕イノベーションを推進している。
健康補助食品「カイコ冬虫夏草」を開発、提供。
代表の鈴木氏は、昆虫生理学、昆虫バイオテクノロジーが専門。養蚕業が盛んな岩手県において永年のカイコの生態研究より、冬虫夏草の培養についても独自技術を保有。
国産のカイコ、カイコの餌である桑の葉、冬虫夏草の種菌を使用し、自社工場にて商品を安定的に製造している。
事業内容
- 新しいケミカルライフサイエンス分野を基盤としたヘルスケア機能性成分の研究開発
- 養蚕イノベーションによる医療費削減と地方創生で社会貢献
沿革
- 2001年8月 東白農産企業組合として設立
- 2014年12月 本社を盛岡に移転
- 2016年4月 東白農産企業組合を株式会社化し、名称を株式会社バイオコクーン研究所とする
- 2018年7月 第一工業製薬株式会社 のグループとなる
経営者プロフィール
代表取締役社長 鈴木幸一
岩手大学名誉教授
昆虫生理学、昆虫バイオテクノロジーの研究の第一人者
従前の絹糸だけを利用する養蚕ではなく、桑、蚕(野蚕)、繭、蛹、カイコ冬虫夏草由来のあらゆる機能性を科学的技術で解明、商品化し、新たな養蚕技術としてこれからの世代に継承する『養蚕イノベーション』に取組み、数々の多くの結果を残している。
がん治療に有効ながん細胞の活動を休止させることができる「眠り物質(ヤママリン)」を天蚕から見つけたことをはじめ、脳の機能改善に効果的な「X物質」を見つけ出した研究者である。
鈴木所長自身は高齢者や社会的弱者が参加できる健康長寿社会達成に向け、社会貢献をしていきたいと意気込み、日々研究に勤しんでいる。
(同社Webサイトを基に当社編集)